産業医集中講座を受けたよってお話
こんにちは!そらです!
5月ですが、梅雨入りしている地域も増えてきましたね。雨は嫌いなので早く梅雨も明けて欲しいなんて思っているそらです。
さて今日は産業医についてのお話。産業医のなり方については下の記事に書いてみましたのでその続きになるようなお話です。
この記事にも書いてありますが、そらは産業医学基礎研修会集中講座を受講してきました。その感想を書いていこうと思います。
目次
事前登録
産業医学基礎研修会集中講座を受講するためには事前登録が必要です。事前登録をした順に受講することができます。
こちらのページに申し込みの案内が記載されると思います。
令和3年度の集中講座は新型コロナウイルスの関係で事前登録を行うことができなかった様子です。これから申し込みをされる方は早くても令和4年度の受講となるでしょう。
そらは受講する前年度の11月に事前登録を行いました。令和3年度のスケジュールによると4月2日から事前登録上位の方から順次、メールを送信しているようです。
そらの場合は4月末ごろに受講辞退者がいたため繰り上げ当選となった旨のメールが届きました。
繰り返しになりますが、登録順で受講できるかが決定するので、できるだけ早く事前登録する必要があります。
事前準備
準備と題しましたが特別な準備は不要です。
唯一気をつけるといいことは、現地でたくさんテキストが配布されるので荷物に余裕を持たせておくことをおすすめします。
受講料
HPにも記載がありますが、受講料として110000円(税込)必要です。
これはテキスト代や2〜5日目の昼食代も含まれています。
宿泊・交通
集中講義は産業医科大学のある北九州で開催されます。遠方から参加する場合には当然必要になります。
旅行代理店が宿泊や航空券のプランを準備しているので、それを利用することもできますが、そらは自分で予約することにしました。
実際に利用したのは下のコンフォートホテルです。
会場の北九州国際会議場から徒歩15分程度とまずまずの距離で、朝食付きかつ価格もリーズナブルなのでおすすめです。少なくとも10人程度はここから受講していたと思います。
講義スケジュール
講義は9:00~19:40と丸一日みっちりと行われます。
下記は令和3年度の時間割ですが、そらの時と概ね同じようなスケジュールです。
講義は基本的に全部座学です。大きな会場に集められてお話を聞くのがメインです。
3日目、4日目だけは班毎にわかれディスカッションをしたり、体力測定をしたりと体を動かしたりといった内容になります。
参加者層
最終日近くになると今回参加された方の属性を記載したポスターが掲示されました。
これから記載するのは、あくまでもそらが受講した会の大まかな数値となります。
男女比
3:1
年齢
20代 20%
30代 35%
40代 25%
50代 15%
60代 5%
診療科
内科系 40%
外科系 15%
マイナー科 5%
精神科 10%
研修医 10%
そらも研修医の時にこの講習を受講したのですが、思ったよりも研修医の割合が多いと感じました。研修医は時間があるので、集中講座を受けに行きやすいのは事実だとは思います。そらは幸運なことに仲良くしていただいたシニアレジデントの先生から情報を得ることができました。
一番時間の自由のある研修医で受講するためには、いち早く情報収集し申し込む必要がありますね。
会場について
そらが受講した時の会場は北九州国際会議場です。下の写真のようになっています。
綺麗な会場ですが座席数が524に対して受講者は500人ですので、かなり窮屈です。指定席ではないので毎日座席の争奪戦になります。1人あたりのスペースは決して広くないので端の席はすぐに埋まっていました。
空調は席によって寒い場合もあるので薄手の上着があると便利です。
休憩時間は会場の入退場自由です。そらも休憩時間中に気分転換で外の空気を吸うために外出していました。
当然ですが講義をサボると受講を修了したことにはなりません。顔写真付きの受講証で入退場を管理しているので講義をサボったりすることははできません。
実際に受講してみて
ここからは受講した時の内容になります。
まずは膨大な数のテキストを配布されます。実際に講義で使用するのは分厚い1冊のみで、他のは参考資料でした。
じっと座って講義を受けるのは4年生以来なのでかなり体力は削られました。特に肩こり、腰痛。彼らには本当に悩まされました。また講義中は会場が暗くなり、椅子も座り心地がいいので睡魔も襲ってきます。
そんな苦難を乗り越えながら受講していたわけですが、内容自体は興味深いものも多かったのが印象に残っています。
2〜5日目はお弁当も配布されます。食事は実習班毎に別れてとることになります。周りには知らない方ばかりですので、特に会話もなく黙々と食べることになります。貧乏舌のそらは毎日大満足していました。舌の肥えてる他の先生方は知りませんが・・・
丸一日講義を受けるとやはり疲れます。そらが受講したのはコロナ前なので夜は小倉の街で飲み歩いていました。学会と同じで半分旅行も目的になりますね。
20時以降飲食店が営業することのできないコロナ禍では、 気分転換が難しいですね。
授業を受ける日々は大学生活に戻ったような感じがして、なんだか懐かしく感じました。
以上、産業医集中講座の申し込みから実際の受講までつらつらと書いてみました。結論から言えば時間のある研修医の間に受講しておいてよかったなと感じています。